犬とワンワンの話! (大人なのに子供みたいな練習)

今はまだ下手だけど、
何度も練習をするうちに、自然に指も滑らかになって
ミスもだんだん減ってきて、表現も上手になっていくだろう! |
と 甘い幻想 を抱いていませんか?
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何回繰り返したか? 何時間やったか? は関係ありません。
その練習の結果、何が修正されたか? なのです。
ええっ? でも子供の頃の先生は、上達は練習量 だって・・・
それは、 「知識の完成形」 として教わったものですか?
入門者へのガイドライン程度の扱いではありませんか?
どう練習すればいいかワカラナイ、小さな子供へのガイドラインとして。
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たとえば、幼児の頃は犬を 「ワンワン」。 車を 「ブーブー」 と教わります。
小さい子にいきなり 「イヌ」 「ジドウシャ」 と言って聞かせても、
いきなり 「イヌ」 では難しいですから、
最初は 「ワンワン」 と教えるほうが、理にかなっています。
しかしそれは、「知識の完成形」 ではありません。
後になって修正が必要となる知識。
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小学生になってからも、いつまでも 「ワンワン」 なんて言ってたら
周りに子供扱いされますので、ある日を境に、
「今まではワンワンと言ってたけど、これからは犬と言おう!」
と知識を修正されると思います。
最初に教わった知識が、数年後に訂正される。
これは、仕事でも、心当たりありますよね?
えっ? 心当たりありませんけど・・・
えっ? ありません? それは本当ですか?
【新人時代】
自分で勝手に判断しないで、なんでも周りの人に相談しろよ!
ホウレンソウ! 報告・連絡・相談だぜ!
【それから3年後】 (正反対のことを言われてる)
いつまでも人に頼ろうとするな!
まずは自分で考えて行動しろ! 応用力をつけろ!
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それはいっけん、矛盾のように感じますが、
実は、その時々の立場からは、その教わり方で正解なのです。
新人時代にいきなり、 「自分で判断しろ!」 では、失敗が起こります。
でも、いつまでも人に頼っていては、成長がありません。
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同じコトが、ピアノでも起こるのです。
実際、ピアノの先生が 「自分で使っているテクニック」 と、
先生が、「子供に教えてるテクニック」 は、全く違うのです!
子供への一時的な教え方の例 (ほかにもたくさんあります)
【練習編】
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できないときは? |
… 何回も繰り返そう |
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(リピートの回数勝負) |
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実力向上とは? |
… 練習曲の番号が先へ進むこと! |
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(友達より進みが早くて嬉しい) |
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【音符編】
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♪が読めるとは? |
… ドレミと言えること |
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(基準音から数える) |
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曲の練習は? |
… まずはドレミと歌いながら練習! |
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(片手ずつ→ 合わせ練習) |
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【表現編】
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曲の表現とは? |
… 指示を守って、感情を込める! |
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(楽譜の指示通りに弾く) |
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ピアノが上手いとは? |
… 基礎力があること! |
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(音の粒を揃えて弾ける) |
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【ペダル編】
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ダンパーペダルは? |
… 小節線で踏み換える! |
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(あるいは、全く使わない) |
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ソフトペダルは? |
… ppの時に、サイレンサーとして |
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(あるいは、全く使わない) |
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ここに挙げた例は 「知識の完成形」 ではありません。
全て、後になって修正が必要となる知識。
私は間違ったことを教わってたのですか?
そんなことはありません。
それはいっけん、矛盾のように感じますが、
実は、その時々の立場からは、その教わり方で正解なのです。
ピアノの先生は、知ってることを全部言ってるわけではありません。
相手に合わせて、言う内容を変えているのです。 |
初心者相手に 「上級者」 のようなレッスンをしてしまったら、
間違いなく初心者の方は、ついてこれずに混乱しますから、
その人の実力&理解力に合わせて、先生は言うことを変えているのです。
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ですから、小さい子のレッスンなら、
一時的なガイドラインのほうが分かりやすいでしょう。
問題は その後!!
その先の世界があるなんて、知らなかったから、
大人になっても、「ワンワン」 や 「ブーブー」 と言ってしまっている。

子供の頃の知識が正しい?
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