ピアノが上手になる超簡単ヒント集


頭の中で、演奏のシミュレーション

 初見大王の練習です。

 今までの練習の応用編です。
 ただ、これは難しいです。


内容 所要時間
 1. CDを聴きながら、楽譜を目で追う練習 5分
 2. 音符と鍵盤を一致させる練習 5分
 3. 「♯」や「♭」の多い調への対策 5分
 4. 絶対音感の練習 5分
 5. 頭の中で、演奏のシミュレーション 10分

    頭の中で、演奏のシミュレーションの解説

    初見大王編です。
    今までの訓練でも、かなりの部分まではカバーできるようになるでしょうが、


    達人と呼ばれる域 に達するには、今までの訓練だけでは、まだ足りません。

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    初見大王を目指すための最後の訓練、

    一番最後に出てくるのが 「頭の中で、演奏のシミュレーション」 です。


    ただ、これは非常に習得難度が高いので、

    読んでみて、「私にはちょっと無理だなぁ」と思ったら、参考程度に見てください。



  頭の中で、演奏のシミュレーション


    将棋のプロ棋士は、
    目の前に将棋板がなくても、頭の中だけで対戦することが可能です。


    7六歩…3四歩 …6六歩 …8四歩 …6八飛 …6二銀……。

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    ブツブツとお互い自分の手を言い合って、
    頭の中のイメージだけで、将棋の駒をどんどん動かしていきます。


    普通の人から見ると、考えられないような特殊な能力ですが、

    当人達から見れば、特に難しいことではないそうです。


    同じように、ピアノも、

    楽譜を眺めながら、頭の中で、演奏のイメージを持ってみます。



 「せーのパッ!」 を繰り返して、暗譜しながら先へ進む

    まず、♪を見たときに、頭の中で  とダイレクト変換します。

    それだけなら、今までの訓練を積んだ人なら、できるようになっているでしょうが、
    それをさらに進め、何番の指でその音を押すか

    前後の音の流れから、指使いまでも想像してみてください。

    すると……


 前後の音の流れがこうだから、ええと、手の形はこんなふうになって……。
 ああん、分からなくなっちゃった!


    最初から、「難しい楽譜」 で挑戦しようとすると、それは大変ですよね。

    今までに経験のない、初めての練習なのですから、
    もっと簡単な楽譜 (入門用の楽譜) を手に取ってみてください。


バーナムピアノテクニック ミニブック
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バーナムピアノテクニック(導入書)
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    訓練初期は、いきなり難しい楽譜を開くのではなく、
    できるだけ簡単な楽譜 から始めてみてください。



 慣れるまでは、難易度は落とす


    では、入門用の簡単な楽譜に切り替えて、イメージしてみます。

    楽譜を見ながらも、頭の中では、鍵盤を指で弾いてる映像を思い浮かべます。

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    実際に、指は動かさないでください。

    超能力者が念写 (念力で、脳内の景色を写真に写す) するがごとく、
    正しい指使いで、正確なキーを弾く情景を、ハッキリイメージします。

    もちろん、いきなり曲全体を通してイメージするのは大変ですから、
    最初は1~2小節だけで結構です。


  できない → ちょっとできた


    最初は全然出来ないかもしれません。

    しかし、そこで簡単に諦めず、もうちょっと努力します。

    すると、それから数分たつうちに、少しだけ頭の中で 「動画」 として、
    手のイメージが動くようになります。

    その動画はスロー再生なみの速さかもしれませんが、

    指がこんなふうに動いて、
    この鍵盤が指と一緒に沈んで、また次に……
 と、なんとか流れるようになります。


    そしたら、楽譜から目を離して一旦目を閉じて、今の流れを数回、
    頭の中でイメージを反復してください。

    これは、先ほどの「動画」のリピート再生です。

    先ほどのイメージは、薄いぼやけたイメージでしたが、
    そこにもっと意識を向け、そのイメージを頭の中で何度も繰り返しながら、
    より鮮明なイメージとして記憶します。

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    イメージの流れを、なんとか覚えられましたか?

    では、鍵盤に目を落として、楽譜を見ながら実際に弾いてみましょう。

    (鍵盤を見た途端、先ほどのイメージがフッ飛んではダメですよ!)

    もしうまくいかなかったら、途中の手順が未熟なまま、
    先へ進んでしまったのかもしれません。

    途中の手順を飛ばさなかった人は、おそらく、スラッと弾けたと思います。



  どういう効果があるの?


    これは、楽譜を読んだときの 頭の中の処理の仕方 を、
    より 演奏行為 に近づけているのです。

    子供の頃に教わる内容は


   ♪を見る→ ドレミに変換→ 鍵盤でドを探す→ 見つけてドを押す


    という流れになります。これが、初心者時代の読み方です。

    それを今までの訓練で、


   ♪を見る →  → 鍵盤を見ずにドを押す


    まで短縮することができました。


    しかし、初見大王の音符の読み方は、もっと具体的。
    頭の中に、演奏の答えが全てイメージされるのです。

   ♪を見る → 指の形と押さえる鍵盤が、すでにわかってる
            (同時に、楽譜から音も聞こえてしまう)



    最初に 天才技 を練習して、あとからそれを 楽譜 にぶつける!


    「難しい曲をスラスラ弾ける」 というのは、

    このような高度な天才技を、どれだけ使いこなせるか? なのです!




  ピアノが上手になる超簡単ヒント集

  
音符の読み方  音符の読み方


初見の天才になりたい
   初めて見た楽譜もいきなり弾ける

初見のためのトレーニング
  初見大王になるためのメニュー

楽譜に慣れるトレーニング
  CDの読譜速度に、目を慣らす

音符と鍵盤を一致させる
  楽譜から鍵盤を想像する!

「♯」や「♭」の多い調
  指が勝手に黒鍵へ動くように!

「ドレミの歌」で絶対音感
  楽譜を見れば、音がイメージできる

演奏のシミュレーション
  初見大王を目指すトレーニング


   

     
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