ピアノが上手になる超簡単ヒント集
  ヨーゼフ・ホフマンの奏法分析 (ピアノ奏法)
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    ヨーゼフ・ホフマンの奏法分析
 ・ 伸ばした指に、角度のついた手の甲。
 ・ 角度をつけることで、力の弱く、短い小指に力を加える。
 ・ 逆に人さし指の力を弱め、5本の指の音のバランスをとる。

    DVD 「アートオブピアノ」-20世紀の偉大なピアニストたち- で、
    語り手の若手ピアニスト、アンデルシェフスキが絶賛していた、

    ヨーゼフ・ホフマンのピアノ奏法です。




アート・オブ・ピアノ
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1.オープニング・シーン
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11.アルフレッド・コルトー
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15.スヴャトスラフ・リヒテル
16.アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
17.グレン・グールド
18.クラウディオ・アラウ
19.アニー・フィッシャー


    弾くときの意識は、腕の運動を少なく、腕と肩の筋肉を柔軟にします。

    また、自然な動きが妨げられないよう、手首をやわらかく使って、
    滑らかな動きを作り上げます。

    また、音を出すときの意識は、鍵盤に指を吸い付かせながら、
    なおかつ歌うように指をすべらせます。



  ヨーゼフ・ホフマンの奏法


    鍵盤の上にゲンコツを置きます。

    手の甲の角度は、人差し指が高く、小指が低くなります。
    その角度を保って指を伸ばします。

    鍵盤についていた手首を、少しだけ浮かせてください。
    これがホフマン奏法の基本フォームです。

    椅子の高さは、腕が、ひじから鍵盤に向かって平行か、わずかに下がる
    程度に調整します。



    この写真は演奏中のワンシーンですが、指だけで弾いていないのが分かりますか?


    手の形が非常に自然で、どこも筋肉が硬直していないので、軽く鍵盤に手を乗せて
    いるだけに見えますが、実際には大きな音が出ています。

    つまり、指にほとんど負担をかけずに音が出せるフォームなのです。


    手の甲に注目してください。 角度がついています。

    写真のように、人差し指を高く、小指を低くすると人差し指側の力が弱まり、
    その分小指側に圧力が加わります。

    その結果、指ごとの不自然な音のバラつきが若干抑えられる効果があります。


    また、このフォームは、指だけで音を出しません。

    手の甲ごと、鍵盤に向けて沈めることで、どの指で弾いても音がばらつかない、
    安定した音を出すことができます。



  ヨーゼフ・ホフマンの音の出し方


    ヨーゼフ・ホフマンの音の出し方は、主に2種類。

    このフォームのまま、手の甲ごと指を沈めるか、鍵盤に触れた
    指先を手前 (自分側) に滑らせ、柔らかい音を出します。


基本的に、指は伸ばしています。
手の甲が安定した形を保っています。

腕と手の全ての動作に、ある種の丸みを
持たせます。
角ばった弾き方は、エネルギーのロスを生みます。
この写真は必要以上に指を大きくそらしています。
「陸上のモモ上げ走」のように、筋肉を大きく
使うことで基礎筋力を上げると、
音がハッキリするとともに、滑らかにもなります。  
左手小指に注目です。
小指単音で音を出すときは、このように指を
立てています。指を垂直にすれば、
手の甲からの圧力で力が増幅され、
芯の通った音を出せるので、
小指の筋力の弱さをカバーするための弾き方です。
左手の和音の弾き方です。

手首をかなり下げて、そのまま下に引っ張ることに
よって、バランスのそろった和音を
出すことができます。

曲のラスト、
和音で終結する曲などで、使えるワザです。


    この奏法に興味を持たれた方は、ぜひ 「DVDの映像」 もご覧になってください。


  関連リンク…… ヨーゼフ・ホフマンの練習アドバイス



  ホフマン奏法の注意点


    腕の運動を少なく、腕と肩の筋肉を柔軟にします。
    腕と肩の筋肉は、強い音が要求されるときのためにとっておくのです。

    椅子の高さは、腕が、ひじから鍵盤に向かって平行か、
    わずかに下がる程度に調整します。

    レガートの最も美しい音は、鍵盤の上に指を「吸い付くように、そして歌うように」
    すべらせることによって、生み出されます。
    それが「こする」にならないよう、タッチに注意します。

    親指くぐりをうまくするには、

    「親指を先に、押すべきポジションへ向けて待機させておく」

    という早めの意識が必要です。
    自然な動きが妨げられないよう、手首をやわらかく使って、滑らかな動きを作り上げます。

    (引用元 ピアノ奏法Q&A ヨーゼフ・ホフマン著)




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